• 楽曲紹介

    ~今年度取り組む名曲たちをご紹介~

    S.ラフマニノフ

    「晩祷(徹夜祷)」

    第一曲「来たれわれらの王、神に」~

    2018.09 演奏予定 S.ラフマニノフ「晩祷(徹夜祷)」

     

    荘厳華麗なるロシア合唱曲の最高峰「晩祷」。

    1915年、ラフマニノフによって書かれたこの曲は、1917年のロシア革命により、長い間歌わることがありませんでした。なぜなら、無神論を掲げる国家の体制化のなかで宗教音楽の演奏は禁止されるようになり、人々は神への祈りや信仰心を心の奥底でしかあらわせなかったからです。この曲が再び脚光を浴びるようになったのは、それから50年ほどあとのことだったそうです。
    しかし、それでも「晩祷」のすばらしさが評価され、今日も世界各国で演奏されています。「晩祷」は音域が通常と比べ低く、バスに至っては通常使われるのオクターブ下を歌う「オクタヴィスト」が必要な箇所があります。「歌は高い音域が目立つもの」という概念を吹き飛ばす、低音部の歌唱力が必要な曲です。

    G.ヘンデル

    「メサイヤ」

    第一曲「Introit」

    2019.09 演奏予定 G.ヘンデル「メサイヤ」

     

    メサイヤはイエス・キリストの生涯を題材としたオラトリオ。イザヤ書などの預言書に描かれている救世主についての預言を通して、間接的に救世主たるイエスを浮き彫りにする手法が採られている。

    歌詞は聖書と『英国国教会祈祷書』の詩編から採られており、全て英語である。管弦楽の伴奏で合唱・独唱が繰り返される形式を主とし、管弦楽のみのシンフォニアや、通奏低音のみの伴奏によるレチタティーヴォも含む。初演は、1742年4月13日、アイルランドのダブリン。その後、ヘンデルの生前何度にも亘って改訂・再演され、現在用いられる楽譜にもいくつかの版がある。

    今回、東京トリニティコールでは管弦楽版を演奏します。

Copyright © Tokyo Trinity Chor, ALL rights reserved.