• 楽曲紹介

    ~今年度取り組む名曲たちをご紹介~

    佐藤眞 

    混声合唱とオーケストラのためのカンタータ「土の歌」

    第七楽章「大地讃頌」

    2017.10演奏予定 佐藤眞混声合唱とオーケストラのためのカンタータ「土の歌」

     

    小中学校で終曲「大地讃頌」を歌ったことのある人も多い「土の歌」。

    この曲は1962年に作曲されました。以後、長い年月をかけて日本全国の小中学校で終曲「大地讃頌」が歌われるようになり、今日に至ります。

    フルオーケストラの重厚で美しい響きの中、ときには土への感謝、ときには戦争や原爆への怒り、最後には大地への祈りを歌います。大人が歌うにふさわしい、素晴らしいカンタータです。

    S.ラフマニノフ

    「晩祷」

    第一曲「来たれわれらの王、神に」~

    2017.10演奏予定 S.ラフマニノフ「晩祷」

     

    荘厳華麗なるロシア合唱曲の最高峰「晩祷」。

    1915年、ラフマニノフによって書かれたこの曲は、1917年のロシア革命により、長い間歌わることがありませんでした。なぜなら、無神論を掲げる国家の体制化のなかで宗教音楽の演奏は禁止されるようになり、人々は神への祈りや信仰心を心の奥底でしかあらわせなかったからです。この曲が再び脚光を浴びるようになったのは、それから50年ほどあとのことだったそうです。
    しかし、それでも「晩祷」のすばらしさが評価され、今日も世界各国で演奏されています。「晩祷」は音域が通常と比べ低く、バスに至っては通常使われるのオクターブ下を歌う「オクタヴィスト」が必要な箇所があります。「歌は高い音域が目立つもの」という概念を吹き飛ばす、低音部の歌唱力が必要な曲です。

    M.デュリュフレ

    「レクイエム」

    第一曲「Introit」

    2017.10演奏予定 M.デュリュフレ「レクイエム」

     

    モーリス・デュリュフレの「レクイエム」作品9は、楽譜出版社デュランの依嘱により1947年に作曲されました。

    「戦後書かれた中で最も美しいレクイエム」を評されるほど美しく、静謐な曲です。

    グレゴリオ聖歌の旋律をそのままに、合唱で歌うハーモニーを存分に生かした作品で、編曲にはオルガン版、室内楽版、管弦楽版が存在します。今回、東京トリニティコールではオルガン版を演奏します。パイプオルガンと初共演いたします。

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